2021衆院選・不在者投票の記録
第49回衆議院議員総選挙の不在者投票に行ったので様子を記録しておく。大阪某市に住民票があるのに対し、学校が兵庫県明石市にあるので不在者投票をした。
10/19に公示。たぶん22日ぐらいに不在者投票の宣誓書を書いた、郵送で投票用紙を請求した。不在者投票関連の書類のフォーマットは地元によって異なるので注意されたい。後に書く通り、郵送にも2,3日かかるので早めに請求しないとまずい。投票の後、用紙は投票所から地元の選管にまた郵送されるので、投票にも早めに行く必要がある(前日当日ではまず無理だろう)。開票に間に合わなければ容赦なく棄権扱いになる。
久しぶりにペンを取ったので字が汚くなってしまった。郵送は嫌いだし金がかかって面倒だから、公の機関(国立大学の工学部や入試課を含む)から郵送を求められたときは、なるべく使用済のボロい封筒の宛名をマジックで雑に消して再利用して、反抗心を示している。SDGsってこういうことでしょ?w 電子メールも場合によってはクソだとは思うが、郵送に比べたらマシなのそっちは丁寧に書く。
26日にレターパックが届いた。送料520円は全額税金から捻出されている。内容物は次の通り:
- 選挙公報(小選挙区・比例)
- 国民審査公報
- 「これは絶対に開けずにそのまま選挙管理委員会に持っていってね」と書かれた 禁断の封筒
- 不在者投票の方法が書かれた紙(ここにも「封筒は開けるなよ!」って書いてある)
- 投票所のブースに張ってあるやつ(掲示)
- 地元での比例の政党名の一覧が書かれた紙
- 地元での立候補者名の一覧が書かれた紙
現地の投票所には当然そこに住民票がある人のための掲示がある。だから不在者はレターパックに入った地元の掲示を持っていって現地でカンペとして使うことになる。
28日、重い腰を上げて投票に行くことにした。「現地の選挙管理委員会に行ってください」と書いてあって、選挙管理委員会がどこかわからずに困った。とりあえず最寄りの期日前投票所、魚住市民センターに行った。ボロい…。禁断の封筒を入口で渡すと、「えっ」みたいな反応をされて、5分ほどしてから案内された。選挙の手順書と担当者がにらめっこしていたので、地方都市にはあんまりこういう人はいないんだと思う。本人確認は名前と生年月日の口述のみ。
普通の期日前投票ブースは立ったまま書き込むようになっていた。対して不在者投票のブースは椅子が用意されていた。座って投票したい人は不在者投票にするといいかもしれない。そもそもブースには「代替投票用」とあったので、住民票を移さないズボラ学生とか、旅行中に選挙に行くマニアは最初から想定されてないっぽい。なお、担当の方は隣で立って案内してくださるので、記入内容は丸見えである。
ブースの掲示の紙を持っていくのを忘れた。てっきり禁断の封筒にもブースの掲示が入っていると思っていたがそうではなかった。政党名はだいたいわかるけれど、小選挙区の立候補者はうろ覚えだったのでヤバかった。とりあえず名字だけ書いてみて、「これって名字だけでいいんすかね?」と聞いたらわざわざ地元の選管に電話で問い合わせてくれた。OKらしいのでよかった。同じ名字であっても按分されるのでゼロにはならない。
禁断の封筒の中身はたぶんこんな感じ(投票所の人が開ける):
- 小選挙区の投票用紙
- 小選挙区の投票用紙を入れる封筒
- 小選挙区の投票用紙を入れる封筒を入れる封筒(!?)
- 比例代表、国民審査についても同じ
- 投票所で本人確認するための書類
- あとは現地の選管と地元の選管でのやりとりに使う書類
小選挙区は野党統一候補、比例は共産に入れた。国民審査の裁判官までは名前を覚えてなかったのでなんも書いてない。まあ全員バツつけてもよかったんだけど。
全国の投票率が50%ぐらいということは、筆者の1票は実質的には2人分ということになるので、投票に行かない誰かの分も投票済証明書をもらってきた。あるいは19歳の投票率は28%なので、3枚もらってきてもよかったな。
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